いつも隣に君がいた








「うるせーよ、俺と飯食えて光栄に思え」








修司はいつもの癖で私の頭をぐしゃぐしゃにする。









「ちょっと、やめてよ」








「お前、これ嫌いだもんな」








ぐしゃぐしゃにされてるせいで顔は見えないけど、笑っているのは分かる。









.......バカ修司








全然分かってないよ、頭ぐしゃぐしゃにされるの嫌いじゃないし









でも、それは修司にされるからであって......









そんな修司が相手だからこそ変な態度ばっかりとっちゃって......













ほんとは今来てくれたことも、嬉しいにきまってるじゃん











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