いつも隣に君がいた











振り返って、ボールを投げてと手で合図する。











いわれるがまま、ボールを投げる。











「だって、俺のがハルのこと好きだし、絶対」











カイはボールをキャッチして、私を見つめる。











私もまっすぐにカイを見つめ返す。











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