いつも隣に君がいた











カイはそれを確認し、にっこりと笑い、再び歩き出した。











歩きながら、修司なら許せると思って恋の応援をしてくれたことを教えてくれた。











私のことを見守りながら、修司が信頼できる人か、私を任せられる人かを空から見極めていたんだって。











その様子がまるで「娘を嫁入りさせるお父さんみたいだな」って思えて、ちょっと笑えた。











「それに、ハルの弟も修司のこと認めてるしな」











< 682 / 713 >

この作品をシェア

pagetop