Blue Moon

味方

「月海ちゃんさえ良ければ此処にずっと居てくれていいんやで?

もちろん強制はしやん。

月海ちゃんはどうしたい?」


夜さんが真剣な表情で聞く


『どうしたい?』


心の中で響く


私は….........



「私は...此処に居たいです......っ!」


「そんな固くならんでも此処に反対の奴なんか居らんよ」



優しく微笑む夜さん


「本当に何から何までありがとうございます」


心の底からお辞儀をする


「でも、ケジメはつけなあかん。
だから明日月海ちゃんの家に行こう」


「で、でもっ」


「何も月海ちゃん1人で行くわけ違うで俺と真白それに時雨もおる。

しっかり月海ちゃんのご家族にケジメをつけに行こう」


ケジメをつけるってことは家族の縁を切るってこと。

もう後戻りはできない

「わかりました」

真っ直ぐ夜さんをみて返事をした
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