Blue Moon
運転していた方がドアを開けてくれる。

とても紳士的だ、

「ここが俺んち」

黒崎さんが指さす方を見ると

物凄く大きな扉が目の前にあった。
扉には黒崎組と書かれている

もしかして...黒崎さんって

「そういえば、言ってへんかったけど俺、一応黒崎組若頭やねん」

ええー!
マジですか、この優しそうな人が若頭?

恭雅とは大違い...。

「ほな、入ろか。」と言った黒崎さんに言われるがままついて行く。

重そうな扉がゆっくりと開く
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