クラスゲーム
「あ、きたきた。山本ぉー。お前、また岩田のこと殺したのかー?」
谷君が容赦なしに鋭い目を向ける。

「こ、殺してないよ。岩田さん見てないし…。」
怯える山本君の周りを谷君がまわっている。
「じゃあなんでこんなに時間かかったんだよ!ああ?!」

「それは…遠い場所に飛ばされて歩いてきたからだろう…。」

「谷君もうやめなよ、今日のお昼に山本君はどんなに勇気出して殺したっていったか…!」
もう嫌だ…。こんなこと毎日続けるなんて。

その時放送が流れた。

「ザザッ…1時になりました。2日目のクラスゲームを終了します。今から死体を回収しに行きます。」

死体を回収…。ほのかの?

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