出会いはカフェで


「真紀、いつ帰ってくるのか連絡してみよう!佳奈、携帯貸して」


テーブルの上に置いてある私の携帯から
真紀さんへ電話する拓海


いつもそう、
真紀さんに用事があるときは
私の携帯からか、
誠さんに連絡して伝えてもらっている


別に私は気にしないよ?って
前に伝えたけど
拓海は必要ないからいい、って。


拓海なりに考えているんだと思う



「拓海、やめろっ!真紀だけは怒らせたくないんだっ!」



慌てる誠さん
必死だな…



初めて誠さんに会ったときは
あんなに紳士でステキな人だったのに
今は…尻にひかれまくってる


けど、それでもいいんだ
私にとって、誠さんと真紀さんは
理想の夫婦だから



「あ、真紀?体調どうだ?」
「おう、そうか!…聞いてくれよ、誠さんが毎日来るんだ、…そ、そうなんだ…」



言った途端、語尾が弱々しくなる拓海
あー、真紀さんは拓海にまで怒ってるんだ
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