溶かしてココロ
私は5年生の時からこの屋敷を出たことがない。


私の家は俗にいうお金持ちで、家はすごく大きい。

その家の、私の部屋の中に私はずっと閉じこもっていた。




そんな私をどうにかしようと、お父様とお母様は色々なことを行ってくれた。

お医者様を寄越したり、新しい召使を私に付けたり、毎日話に来たり。



でも、ごめんなさい。
ムリなの。怖くて仕方ないの。

ここから出ることが。

誰かに会ってしまうことが。


傷つけられることが。


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