小さな小さな物語
ピッピッピッピッ……ガシャン!!!!
…………。
「お〜い お嬢さ〜んおきなさ〜い・・・
ふぅ〜まいったね〜起きないと食べちゃうぞ〜」
バッ!!
「はぁ〜、湊(ミナト)か また、勝手に入ってきて!やめてよ!」
「そんな〜ことゆ〜なよ〜 わざわざお隣さんが起こしに来たってのによ〜」
湊は、あたしと同じ高2年
あたしの隣に住んでいる。
湊は、お姉さんと二人暮らししてるんだとか
よく、ベランダから来て起こしに来てくれる
ってゆうか、起こし方よね
「もっと、普通に起こせないわけ?」
あたしの冷蔵庫を開けてる湊に話しかける
「俺にとってはこれが普通よ〜ん
それよりよ〜ちゃんとメシくってんのか〜?」
「うん。食べてるよ」
湊が、目を細めこっちを振り向く
「へ〜、そうかそうか。それならいいけどよ〜。この、全く空っぽの冷蔵庫はなんなのよ〜。ん?相変わらず生活感つ〜のがね〜んだよ。ゴミ箱にも、それらし〜もんもね〜。なにたべてるってゆ〜んだよ。空気か?あ?嘘つくじゃねーよ!」
「・・・食欲ねぇ。興味もねぇ。」
「はぁーー。興味の問題じゃね~んだよ。
食べなきゃ死ぬぞ。お前さんよ〜。」
「」