私とキミ、一生に一度の忘れられない、初恋物語
「おはよう。」
数週間経った今でも思う、夢なんじゃないかって

「どうした?せな」
顔を心配そうにのぞき込んできたアキくん

「ううん。ただね、夢なんじゃないかなって」

「・・・・・っかわいすぎ」
片手で口元を覆いなにかつぶやいた

「え?」

「あ、いや。夢なんかじゃねえよ」

「ホラ」
手を優しく握ってくれたアキくん

「な?夢なわけねえよ」

「うん!」


「おーい!邪魔だぞバカップル」

「道路の真ん中でイチャつかないで!つーこー人のお邪魔でーす!」
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