好きになる方法を教えてください。
「…なに?悠真。」

ちっ!めんどくさいやつにあってしまった。

コイツ、凪川悠真は私の幼なじみ。高校3年生で1つ年上。

顔が文句なしに整っていて、頭もいいし、サッカー部のキャプテンもやっている完璧人間。

性格もいい…私以外に。

「なに?じゃねーよアホ。今日学校の補習だろうがバカ。先生めっちゃおこってたぞ。」

「あああー!わすれてた…。」

やばいよ!これ以上成績下げたら留年かも…

「はい。」

「えっ…」

悠真の手には何やらたくさん本の入ったバックが。

なになにー!悠真はいつ読書家になったのぉー?

「残念ながら、お前の考えていることとは全くちがう。お前だけの為に用意された参考書たちだ。あーあ。参考書が可哀想だ。」

「いやああぁぁ」

なんてついてない日だ…
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