俺様同居人とヒミツの関係!?
「お、親に大切にされていない娘で悪かったわね!」

「は? 何もそんなこと言ってねーだ、」

「もう好きにすれば!?

空いている部屋、どこでも好きなの使ったらいいじゃない!

部屋なんて、嫌っていうほど空いてるんだから!!」


そして自分部屋に逃げ帰り、バタンと思い切り扉を閉める。

本当に、聞けば嫌な音がするほど閉めてやった。

大丈夫、このマンションは頑丈で、防音機能つきだから!


「って、そうじゃないでしょ……」


ベッドにダイブして、枕に顔を埋める。

あぁ、そう言えば、まだ顔を洗ってないわ……。
 
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