俺様同居人とヒミツの関係!?
 
「このミッションをクリアすれば、私に少しは仕事の内容、教えてくれるのかな……?」

「さーしらねーけど、そうかもしれないって思って頑張ればいんじゃね?」

「そっか……うん、そうだよね!」


私を会社の一員として、いずか認めてくれる――

これがその、第一歩。


「あの、こんな私ですが、」

「あ、んだよ」

「これから、よろしくお願いします――師匠」

「あぁ、よろしく……って、誰が師匠だ、誰が」


ペシッと頭を叩かれれば、そこで全ての歯車が合う。

何が何でも、この男との生活を耐え抜いて、両親に頑張って褒めてもらう!

そして、立派な娘になったって認めてもらおう!!

 
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