俺様同居人とヒミツの関係!?
 
「やーん、才賀ありがとう!」


泡の着いた手をバッと挙げて、万歳三唱の勢いで喜ぶ。

すると、ひらひらと雪のような泡が顔めがけて落ちて来た。


「ブッ! しまった、やりすぎたわ……」


反省して洗い物を進める。

時刻は八時二十五分――


ギ、ギリギリだあ~!

 
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