俺様同居人とヒミツの関係!?
私には今、助けを求めても受け止めてくれる人がいる。
才賀、あなたがいてくれて、あなたと出会えて、本当に良かった――
「ねぇ才賀」
「あ?」
「これから先、また溜まっていったらどうすればいいの?」
すると才賀は背中を叩くのをやめて、私から体を離す。
そして、アンバランスで自分の肩にかかっているタオルを、顔を拭くために近づけた。
そして――
「これからは大丈夫だろ」
「なんで?」
「だって、俺がずっとそばにいるんだから」