俺様同居人とヒミツの関係!?
 
才賀は「あっそ」と言って、一瞬開けた目をまた瞑る。

その顔や首には、汗が次から次へと流れて行っていて、このままでは水分不足になりそうだった。


「私、買い物行ってくるね。才賀、ちょっと待ってて」


私がずっと近くにいても、それはそれで才賀は休めないだろうし、ここは食料を求めに早めにコンビニへレッツゴー!

紙を握りしめて、ドアに近づく。


いや、近づこうとした。

 
< 474 / 560 >

この作品をシェア

pagetop