俺様同居人とヒミツの関係!?
私よりも大きな手、長い指。
太くはないのにしっかりしている関節――
握った時に片手じゃ足りない手。いつも美味しい料理を作ってくれる才賀の手。
ただ手を握っているだけなのに、胸がキュッとなった。
「(この手に一体何回助けられたんだろう……)」
思えば、初めて一緒に登校した時も、ファンの軍団から私を助け出してくれた。
スポンジの使い方がなってない時も、ハンバーグをこねる時も……何度となく、この手に助けられて来た。