俺様同居人とヒミツの関係!?
すると何を思ったか、ニュッとゴツゴツした長い手を出してくる師匠。
それは間違いなく私に向けられていて、また「ぎゃー!!」と叫んでしまった。
「痴漢! 変態! バカ! 料理人!」
「は!? お前、何ばかな事言ってんの!?」
「な、なにするつもりよ! 言っとくけど、私なんか食べてもおいしくないんだからね!」
彩音ガード!と言って両手を胸の前でクロスさせると、今度こそ師匠は怒ったようで、お昼にしたように私の頭をペンッと叩いた。
「ただ髪拭くだけだっつの! タオル、かせ」
「へ? た、タオル?」
「さっきから気になってたんだよ。お前、頭ぜんぜん吹かずに出てきたろ? 床に水滴が落ちてんだよ」
「……へ?」