Precious un
目が覚めると隣には楓斗がいた。




おでこには冷えピタが貼ってあって、私は楓斗部屋のベッドに寝かされている。




ということは…私倒れちゃったんだ。




身体もだるくて熱があることは測らなくても分かるくらい。






「ひな、やっと起きたか。」





目を覚ました私に気づいた楓斗が声をかけてきた。





「うん、ごめんね。」





咄嗟にでてくるのは謝罪の言葉。




だって、また迷惑かけちゃったから。
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