ティアラ
「怪しんでるし」

眉間にしわを寄せてプレゼントを見ている彼が、面白かった。

緑の箱の上から結んだ、赤と金色のリボン。

戸惑いながらも、彼はそれを外していく。

「……わっ」

広くて静かな駐車場に、深町の声が響く。

「ぷっ」

飛び出したガラクタに驚く彼を、あたしは声を出さずに笑う。
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