ティアラ
「……」

これで8人目。

赤いペンを持つあたしは、次々にダメになっていく状況を恐ろしく感じた。

名簿を見て、頼んだ相手の名前は、すべて赤い1本線で消している。

そのあとも、あたしは全員に今までのことを謝って、票を頼んでいった。

けれど、名前を丸で囲んだのは、数回だけだった。
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