光と影〜君を追いかけて〜
留美は女の子って感じのロングだし顔立ちは美人とゆうより可愛い感じだ。私も小さい頃から可愛いとか言われてちやほやされてた。今でも華奢だし可愛いとよく言われる。そうは思わないけど…。まぁそのせいで中学の頃…。うんん。もう忘れよう。
「…えーと、じゃぁ今から出席番号順で廊下に1列に並べー。入学式だから手洗い行きたいやつは行っとけよー」
―ザワザワッ。
「あーちゃんっ!いこっ?」
「あっ、うん」

「あー。やっと終ったー。長すぎるよね」
「たしかに2時間近く座ってたね」
「あっ。そういえばあーちゃんこのあとなんかある?」
なんかあったっけ?もう帰れるしとくにすることないな。
「いや。なにもないけど…」
「んじゃぁ午後遊ばない?美味しいカフェが近くにあるんだー。」
そっか。この近くに住んでするんだ。
「あっ、行きたい!」
「決まりね!」
やった。留美とは仲良くなれそう。
「おい。留美」
え、だれ?めっちゃチャラチャラしてそうな人だなぁ。
「あっ、耕太!どうしたの?」
「どうしたって、今日一緒に帰れる?」
えっ?まぁ、きっと私との約束は今度になっちゃうだろうな。
「あー。わるい。今日はあーちゃんと帰るから」
「あっ、この子!」
急に腕をつかまれたと思ったら…
「あっ、えっ、江田愛音です。」
「江田愛音。んじゃぁ江田だな。」
あー。また江田かぁ。そう。私は小学生の頃からなぜか江田と呼ばれるのだ。下の名前で呼ばれることなんてめったにない。
「あっ、う、うん。」
「んじゃぁな!留美、江田!」
あっ、名前聞きそびれた。はぁ…




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