【企画】もしもばなし




自分のアホさ加減に恥ずかしくなって、途端に顔がカアっと熱くなる。




「…くいだおれのバカ」



「じゃあさ、もしも俺が付き合ってって言ったらどうするの?」



「そんなのっ…」



「沙耶」




言いかけた瞬間智の腕に包まれて、思考が停止する。




「俺と付き合って」



「っ…」



「もしもじゃなくて、ね?」




【完】




< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

【短編】唇を近づけて
咲由/著

総文字数/2,764

恋愛(学園)13ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
唇を近づけたら 何かが変わりますか?
【短編】毒舌教師の甘い罠
咲由/著

総文字数/7,245

恋愛(学園)35ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
笑ったときだけチラリと覗く、その八重歯が好き。 照れたときとか困ったときとかに首を触る、その癖が好き。 黒板に書く右上がりの字が、好き。 *** 卒業式編を更新しました(o^^o) 2017.05.04
【短編】「言わせてやろうか、好きだって」
咲由/著

総文字数/3,462

恋愛(ラブコメ)17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私が好きなのは、松本先輩で。 「そうやってすぐ泣きそうな顔すんなよ、ブスになるって言ってんだろ」 「うっさいなバカ」 翔平は、ただの幼なじみなのに。 そのはずなのに。 *** 野いちごオススメ作品に選ばれました!ありがとうございます(*^^*) 2016.01.12

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop