幼なじみが父親宣言。
幼なじみが父親!?

衝撃の告白

「それで、大事な話って何?……てか、なんで智史までいるの?」

私は、お母さんの横に座ってエビフライを食べている智史に、チラッと目を向けた。

今朝、「大事な話があるから、真っ直ぐ帰って来てね♡」とお母さんに言われて、どこにも寄らずに帰って来た。

そしたらご馳走が用意されていて、「早く着替えてらっしゃい♡」と言われ着替えて来たら、しれっと智史が座っていた。

「あ、智史くんはね、いてくれなきゃ困るのよ♡」

「はぁ?なんでよ?……てか智史!エビフライばっかり食べないでよね!」

さっきから何本食べてんだ、コイツ。

「いーだろ、いっぱいあんだから」

「良くない!私の分が無くなるじゃない!」

私は、智史が取ろうとしたエビフライを奪い、口へ運ぶ。
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