吸血鬼に甘い鎖を
「…へぇ。中は意外とマシじゃん」




入ったすぐ上には大きなシャンデリア。
下には真っ赤なじゅうたんが
敷かれていて、
寒い冬には打ってつけだ。





「やっぱり外見と中身は
違うことってあるんだ。

これなら、まぁ…」




住んでも、いいかな。




掃除すれば結構キレイに
なるだろうし…





「とりあえず、荷物おこう」



階段を上ると、左右二つの道。


どっちにも部屋はあるっぽくて
たくさんある部屋に、
贅沢にも迷った。





「うわぁー…
これ、全部私が使っていいのかな」





なんか贅沢すぎない??





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