ラブリー ~モテる彼女の恋の行方~
「きゃっ!!!」


愁二くん!?


「じゃあっ、曖ちゃんもらって行くから」


そういって、愁二くんは私をお姫様だっこした


「やぁ~ん、もう、愁二くんったらぁ!!降ろしてよ」


つい 甘えた声で言ってしまった!


あぁ~ どうしよう!!また 襲われちゃうかも


「どうしたの?曖ちゃん、甘い声なんかだしちゃって もしかして オレを誘ってる?」


だんだん 愁二くんの顔が近いてきた


かぁあぁぁ…


私の顔が 急に赤くなる


「あっ 曖ちゃん照れてる」


「てっ 照れてなんかないもん!」


私は 勢いよく 修二くんを突き飛ばしてしまった


「痛てぇ」


あぁ どうしよう 突き飛ばしちゃった


「あっ ごめんね?突き飛ばすつもりじゃなかったんだけど…」


どうしよう 反射的に体が動いちゃったよぉ


どうしよう いくら愁二くんでも 突き飛ばしちゃったら 怒るよね





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