ヲタカレ。〜デキる先輩の秘密〜






柏木さんは真っ赤なまま俯いた。

身体が微かに震えている。

そんな柏木さんの手を握ったまま、そっと身を寄せた。

柏木さんの腕に胸が触れ、肩に頭を乗せる。




ドキドキドキドキ……



心臓は止まってしまいそう。

おかしくなりそうな気分の中、あたしは柏木さんを堪能した。






ジャケットを通して感じる、その男らしい二の腕。

微かな甘い香り。

そして、柏木さんの息遣いと、その身を襲う戦慄。

全てが愛しい。

そして、あたしのものだと思うと嬉しくて。




「柏木さん……大好きです」




あたしは柏木さんの耳元で囁く。

柏木さんは大きく身を震わせ、顔を真っ赤にして、身体を硬くした。






やばい……




柏木さんが可愛くて。

そして好きすぎて。

歯止めが効かないあたし。

もっと柏木さんに触れて、真っ赤になる柏木さんを見て、キュンキュンしたいと思ってしまう。




< 150 / 290 >

この作品をシェア

pagetop