ヲタカレ。〜デキる先輩の秘密〜






「苦手なら、無理に来なくて良かったんですが」



可愛くないあたしの言葉に、



「それでも、南條さんが喜んでくれるなら!」



柏木さんは真っ赤になって言う。

そこまで自己犠牲にしなくていいのに。

でも、その気持ちはすごく嬉しくて。




「ありがとうございます!」




笑顔で柏木さんに言っていた。






スカイツリーの後は、ソラマチや浅草を見て。

手を繋いで、身を寄せ合って歩いた。

柏木さんは相変わらず緊張していたけど、そんな柏木さんが愛しくて。

この手を離したくないと思った。




< 153 / 290 >

この作品をシェア

pagetop