ヲタカレ。〜デキる先輩の秘密〜
柏木さんと二人でランチに行けると思ったのに、昼食には、なぜか河田さんも同行した。
そして、始終柏木さんとイチャイチャしていた。
柏木さんも毅然とした態度で断ってくれればいいのに。
それなのに、柏木さんは何も思っていないようで、あたしは一人でイライラしていた。
「柏木君。
ここのパスタ、美味しいでしょ?」
河田さんは手を合わせ、柏木さんをうっとりと見て言う。
そんな河田さんに、
「マジうめぇ。
美月、いいとこ知ってるじゃん」
笑顔で言う。