ヲタカレ。〜デキる先輩の秘密〜
高級霜降りステーキは、すごく美味しかった。
庶民のあたしにはもったいないほど。
柏木さんだって、きっとお金がたくさんあるわけじゃない。
同じ職場なんだから。
「お金、出します」
さすがに申し訳なくて財布を出すあたし。
そんなあたしに、
「おおおお俺に出させてください!」
またまた土下座をする勢いで頭を下げる柏木さん。
そんな柏木さんを見て、くすっと笑ってしまう。
「いいですよ。
高いですし……」