明桜歴代番長四代目 悲しき愛の少年
歓声があがった。

襲「嘘だろ、、
金島君がこんなにも早く負けるなんて、これは面白い事になるかもしれない。」

猛「今日から俺が明桜歴代番長四代目になる。異論のある奴はいるか、いないな。正規のルールに従ってちゃんとなったんだからな。まぁいい、至らぬ点があるかもしれないけれど、これから君たちのトップに立つわけだ。この学校を日本一の学校にし、どんな時も全員守り抜くことをここに誓おう。」

そう言った猛の顔には笑みがあった。
そして正式に明桜歴代番長四代目就任となった。


そんな波乱の入学式から2年、明桜歴代番長四代目は背も高くなり、顔もますます漢らしくなり、大阪府内全ての学校を傘下に持つチーム、「明桜紳士」の頭になっていた。

姉の静も生徒会長となり、妹の真子も明桜中学の一年となっていた。

明桜紳士には一部屋、「明桜紳士」と書かれた部屋があり、そこには30人程の激戦を共に戦い、これからも共に戦うであろう中学2年〜高校3年の仲間がいる。そこには竜也の姿もあった。

またその奥に座っているのが巷で、死の四代目だとかなんとか言われている鋭い目で、まるでこの世の全てを睨みつけるような目で見ている楯岡猛であった。
両隣には大阪一のレディースチームの頭であり、成績優秀、美人の小林寧々、
この学校の高校2年で一番頭が良くて美人で次期生徒会長確実と言われている一色蓮がいた。

ここから、彼の、彼らの波瀾万丈人生が始まる事になる。
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