Savior-社長は救世主-ⅱ

6



「気に入った?」


うん、気に入った。
けど、何故そんなことを?
横を見れば
いつのまにか彼女の横から
移動していた社長がいた



「これが俺たちの家」



社長の言葉が…うまく飲み込めない



『…俺たち?…家?』



さっき彼女に見せてもらった図面
あれがそうなんじゃないの?

俺たちって、彼女と社長の…
若干パニックになった私
社長もはぁ?という顔で私を見ている



そんな私たちをクスッと笑って見ていたのは、彼女
ハヤカワマヒロさんだ




「絢斗、澪さんは何かを誤解をしているんじゃないかしら?」



誤解?何を誤解しているというの?
社長は少し目を泳がせ
それから目を閉じて何かを考えていた



そして、ゆっくり目を開いて
私を自分の方に無理矢理向かせた



「澪、これはオレと澪の家だ」



一瞬、何を言われているか理解が出来なくなったが、社長の目は本気だ
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