禁断ノ恋
第二章〜人間界での生活〜


ガラ…と、少年は家の戸を開ける。



今の季節は春だが、まだ四月。

木々に囲まれたこの神社は、日陰が多くて少し冷えていた。



「あ…そこらへんに座ってて。あと…」



少年はバサリ、と制服のブレザーを脱ぐと、紅蘭に近づいた。
< 30 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop