silver wattle.゚・*.
泉舞君とはキャンプの時以来で少し緊張する。
『泣いていいんだ。笑いたい時に笑え。』
あたしはその言葉に救われた。
でも、今思うと泉舞君に抱きしめられてたなんてなんだか恥ずかしい。
「苺花。」
「あ、あぁ!はい!」
突然向けられた泉舞君の視線にドキッとして声が裏返ってしまう。
「ふっ。何をそんなに驚いてるんだ。」
「あ、いや…。」
「飯でも食べに行くぞ」
「え。」
あたしは泉舞君に連れられファミレスへと足を運んだ。