二重人格シンデレラ
とそこへウィル達がやって来た


「レベッカ。」

「アンネ、久しぶり...ではないわね。」

「そうね。」


この二人は仲が良いんだか、悪いんだか


「ウィル。」

「リュミ、良く似合ってる。」

「ありがとう。」


私は少し微笑んでそう返した

そして、お父様を軽く睨み付けた後視線をウィルに戻した


「国王様、恐れながら申し上げます。」


ウィルは突然、お父様の前に飛び出した



「どうした、ウィル王子。」

「私はリュミ王女を妻に望みます。だか..」


ウィルの言葉を遮ってお父様は笑い出した


「良いだろう、あんな者でよいならくれてやるわ。」

「...!?」

「1つの国に二人も姫は要らん。欲しいのなら連れていけ。出来るか知らんがな。」


そうウィルに言うとお父様は私を見て


「お前はどうしたい?連れてって欲しいのなら頼めば良い。どうせ出ることは出来ない。」

「結局、出ることはできないのね。じゃあ、私は出ないわ。」

「ふ、そう言うと思っていたよ。ウィル王子もバカなことだ。大事な娘を出すわけないだろう。」


い、意味がわからない.....

あそこまで言って"大事な娘"とは....よく言うわ

それにそういうことを言える神経を疑うわ


「ご心配なさらないで、お父様。私はお父様の思い通りに動くつもりはないから!」

「なに!?」


私は急いでバルコニーへ出るとウィルに向かってこう叫んだ


「ウィル、私を拐って。今すぐこんなところから連れ出して。」

「それがリュミの願いなら喜んで。」


こうして私達はウィルの国に戻った

しばらくは捜されてたりで、大変だった

だけど、そんな日々もウィルがいたから幸せだったよ
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