先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
それって
「どういう意味…?」
―ギュ…
わたしはまわされている先生の腕の袖を握った。
「あの日見つけたとき、キミの瞳がどこか冷めている感じがした。
なにかを諦めたような、希望を捨てたような感じが……。」
「でもキミが泣きながら“さびしい”と言ったとき、キミから目が離せなくなっていた。
冷たいわけじゃない、ただ強がっているだけ、本当はさびしがりやのひとりの女の子なんだと、そのとき思った。
ほっとけない。守ってやりたい。
キミが…好きだと思った。」
えっ………?