先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
えっ………
わたしはポカンと口を開け
どこか必死に何かを考えてた。
意外に声出したつもりだったんだけど
…聞こえてなかったとか……?
そ、それとも気づかなかったとか…?
わたしセンセイからしたら小さいから
もしかして見えてなかったかも……
てか……なんでわたし、
こんなに焦ってんの…?
さっきまでの笑顔をだんだんと消えかけ、今は薄くとしか笑えていない。
なんだろ
……なんか、ショック…
さっきまでの上がりようは、どこか静かに下がり始めようとしていた。
喉の奥が…少し、苦しくなった。