BLACK BLOOD
「すごい熱」
そしてそのまま男は私を横抱きにすると、
「医者の所に連れて行ってあげる。
だから少し眠っててね」
その言葉を聞いて私は意識を手放した。
意識を手放す瞬間誰かに頭を触られた気がした。
ピッピッ
男は誰かに電話をかける。
「あ、スウだけど。今からそっち行くね。
ついでにターゲットしんどそうだから診て。
あ、あとそれなりの報酬はもらうよ?」
何者かと通話したあと、男はユキの顔を見て微笑む。