クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
湊さんの企みなんて知りたくもない。

自分の記憶を消せたらいいのにね。

机の下に置いておいたコートと荷物を持って彼らの前を通り過ぎる。

「……杏ちゃん」

湊さんが少し寂しそうに私の名前を呟いたが、私は振り返らなかった。
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