クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
ボーッとスマホを見て、ゆっくり起き上がるが、身体が気だるい。

「昨日……永遠と」

初めて身体を重ねたんだ。

ギュッと自分の身体を抱き締める。

まだ頭がボーッとしていて夢の中にいるみたいだ。

でも……覚えてる。

情熱的な永遠のキスも……抱擁も、一晩中永遠に愛されたことも。

あれは夢なんかじゃない。

夢みたいに思えるけど……下腹部がなんだか痛いし……。

思い出すと恥ずかしいけど、想いが通じたと思うと凄く嬉しい。

「永遠は?」

辺りを見渡すが、彼の気配はない。

そう言えば……今日……永遠は有明で展示会!
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