クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
最初はレゴから始まった永遠のロボット製作。今はきっと凄いの作ってるんだろうな。

そんな彼をずっと側で応援するのが私の夢だった。

でも……それは仕事には持ち込まない。

自分の想いは捨てて仕事に集中するんだ。もう過去のことだよ。

永遠の視線を痛いほど感じる。

彼が口を開く前に何か言わなければと思った。

それなのに、頭の中は真っ白で、何の言葉も浮かんで来ない。

もう何でもいい。言わなきゃ‼

「和久井杏です!どうぞ宜しくお願いします!」

気が動転していた私は声を張り上げ、目の前にいる幼馴染みに間抜けにも自己紹介をした。

“初めまして”と言わなかっただけマシだったのかもしれない。


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