カレカノ
恥ずかしげもなく思ったことすべてをペラペラ喋るナツをシラ〜っと見る。
「でもさー、ユウキはそのゴミ山さえも味方につけるよなー」
そう言って、ナツが視線を向けた先はさっきのクラスメイト。
「やった〜ユウキ君と喋れた!」
「なんかさ…あたしがあーゆーのを片付けてあげたくなっちゃうんだよねぇ」
「母性本能がくすぐられるってやつ?」
「そーそー!」
キャーキャーと声色高く盛り上がる女子……、
「ナツ、おれ女子こえーわ」
ナツも珍しく真面目な顔をして
「こえーな。もし俺がゴミ山を作ったら、俺自身をゴミの目で見てくんのに」
「いや、“もし”じゃなくてナツも机の中はブラックホールだろ」
「あはははは………。」