幽霊くんに恋しました。

ニヤニヤと笑う彼はとても楽しそうだ。

私が想い込んでいた幽霊はもう少し歳のとった人だと思い込んでいたからなんだか 変な気がする。

「なんだよー。怖がってんのか?」

私の顔のスレスレまで幽霊の顔が近づいてきた。

怖がっている以前に目の前に幽霊いるのにこんなにも冷静に頭の回転が出来ているのだから褒めて欲しいくらいだ。

でも この人と一緒に生活するのは 嫌だ。

「私 出ていこうかな。」

「え?!ちょっとまって!引っ越して来て早々出てくの?!」

「だって 貴方と生活するのやだもん。」

幽霊っていくら見えても 少し透けてると思ってたけど こんなにガッツリ見えるとは思ってなかった。

それにしても 何故 同じ制服を来ているのだろうか。

「ねえ。」

「ん?」

「なんで 同じ制服を来ているの?」

「俺 高校で死んだからさ。君と同じ 【鳳高等学校】でねー。まぁ ずいぶん昔だけど。」

昔ということは 歳をとらないで今日まで生きていたということか。

「あ、話戻るけどさ。出てかないでね。」

「え?!なんで!」

「俺 寂しいから。」

急に上目遣いをした。

なんなんだこの幽霊は

私のペースを乱される。

「やだよ! なんで!私は一人暮らししたいのに!知らない幽霊と 住みたくないし!」

「いいじゃん!きっと楽しいって!」

幽霊は私の裾をグイグイと引っ張ってくる。

それに対抗して私も幽霊の裾を掴んだ。

はたから見たらただの幼稚園児のじゃれ合いにしか見えないだろう。

「わかった!わかった!住むから!だから話してー!」

「お。」

「うわっ!」

いきなり手を話すものだから私は床に尻餅をついた。

「ちょっと!いきなり 離さないでよ!」

「ごめんごめん」



< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

今日、天雨になりました。
tuki菜/著

総文字数/0

恋愛(純愛)0ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今日、天雨になりました。 私に家族ができました 料理が上手なお母さん 仕事のできるお父さん 勉強もスポーツもできる双子の兄 そして 引き取られた私 普通に過ごして毎日なのに 私の気持ちが変化していく これって もしかして 恋?
君に伝えたい言葉。
tuki菜/著

総文字数/0

恋愛(純愛)0ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ー自分の持ちに今更気づいても遅いよねー 突然の出会い。 でもそれは 私達にとっての運命だった。 知らぬ間に君と過ごす時間も増えた。 だけどもう 一緒にはいられないから。 ー最後に言わせて私は───。ー
future
tuki菜/著

総文字数/0

恋愛(学園)0ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
夢 愛 未来 それは 誰もが持っているもの。 夢がない人はいない。 愛がない人はいない。 未来がない人はいない。 夢を見せてくれる人がいる。 愛をくれる人がいる。 未来を繋いでくれる人がいる。 皆 同じ人間だから。 だれが上とか下とか そんなの関係ない。 皆平等に生きている。 今日も ね?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop