銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜

追い込みと入試

クリスマスが終わり、後はいよいよ受験だけとなった。


大晦日は夕凪主催のパーティーで挨拶してから、夕方は倉庫でどんちゃん騒ぎ。


カウントダウンをみんなでしたんだよね〜。


元旦は史音と2人で初詣!


私は大吉で、史音は小吉と微妙なものを引いた…って史音はがっかりしてたっけな。


小吉でもいい方だと思うのにね?


それからはお互い挨拶回りやらで忙しくて全然会えなくて。


学校も一緒なのに、なぜかすれ違うばかり。


そんなこんな、やっと時間が合い、図書館で勉強してから一緒に倉庫に行こうという話になった。


「依亜は今のところ判定はどうなんだ?」


「今のところはA判定。先生も大丈夫だって。史音は?」


「ん。俺もA判定」


私と史音は同じ大学を受ける。


もちろん私は経済学部で、史音は医学部。


私たちが受ける大学は日本でも有名な大学。


A判定だからといって油断は出来ないのだ。






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