双子ってサイコー!!
双子

気になる……







〜 アキ 視点 〜










「ねぇ、マキ……
あんた今日変だよ?

何?拾い食いでもしたの?
ダメだよ、落ちてるもの拾って食べたら」




「…………………」











どう答えればいいんだろ……
ま、マキだったら……










「す、するわけねぇじゃん…っ!
ば、馬鹿にすんなよ……っ!」










こ、こんな感じ…っ!?
で、出来たかな?

マキのモノマネ……










「やっぱ、マキ変
絶対おかしい!

ホントに、マキ本人?」




「ほ、本人に決まってるだろ…っ!」










ううっ……

マキのモノマネ、辛いよぉ……


僕、普段こんな言葉遣いしないから……

辛すぎだよぉ……っ










「まあ、いいけど………
あっ!次、体育じゃん!

早く着替えよ?」




「えっ!?」










美少女………名前は、柚葉ちゃんっていうらしい

柚葉ちゃんは、僕にそういうと
いきなり僕の目の前で服を脱ぎ始めた










「ちょっ、ちょっと待って……っ////!」



「えっ…?どうしたの……?」










僕は、着替えようとしている柚葉ちゃんの腕を掴んで止めた











み、見ちゃダメだよぉ……!

ぼ、僕……男だから…


こんな着替えてる姿とか見たらダメだよぉ!










「あ、あの…っ////
ぼ………じゃない、オレ……

と、トイレ行ってくる…っ////!!」




「えっ……?ああ、うん
一緒についてきてって意味?」










柚葉ちゃんは、僕が腕を掴んでいたから
一緒にトイレ行こう!と勘違いしたらしい









「あっ…ち、違う……っ!
ご、ごめん!!ぼ……お、オレ!
一人で行くから!」




「……………う、うん?行ってらっしゃい」










僕は、マキの体操服を手に持ち
急いで教室から出て、トイレに向かった











な、なんで……

よりによって、体育なのぉ……


僕、着替えないといけないじゃないかぁ……










僕は、トイレの個室に入り
すぐに着替えた

サイズがピッタリで
僕は軽くショックを受けた











僕って……

女の子のサイズで大丈夫なんだ……












自分の見た目を恨んだ瞬間だった










ドンドン……ッ!!










「おい!マキ……っ!!
いるのは、分かってんだ!!

さっさとトイレから出てこい!」










えぇ……っ!?

な、何……っ!?










いきなり、僕が入っていた個室のドアが思いっきり何度も叩かれ

明らかに怒っている雰囲気の女の子の声がドアの外から聞こえてきた










「マキ……っ!早く出てこい!
出てこないなら……このドアぶっ壊すからな!」










えぇ……っ!?

そ、そんなのダメだよぉ……っ!










僕は、外に出るのは嫌だったが……

外にいる人の雰囲気で絶対にやる感じがして、僕はゆっくりと個室のドアを開けた








「やっと出てきたか、マキ」



「………っ…」










僕は恐る恐る顔を上げると……

ヤンキー……不良!?みたいな
怖い感じの女の子が僕を睨んでいた










な、何……っ!?

なんで僕を睨んでるの……っ!?










「てめぇ、昨日はよくもやってくれたな
今度はオレがてめぇをブチ殺してやる!」



「えぇ……っ!?」










こ、殺す……っ!?

ほ、本気……っ!?










「ほら、来い
いつもの場所で昨日の礼をたっぷりしてやるよ」










き、昨日の礼って……何!?

マキ……!!


ホントに何したの!!




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