ラグタイム２号店
Ragtime７
あの後、武人は夕貴に自分の思いを伝えて彼女と交際をすることになった。

武人と同じ思いを抱いていた夕貴は彼に自分の思いを伝えたのだそうだ。

夕貴と武人の２人から報告を受けた俺は、彼らの交際を祝福したのだった。

「当然、結婚をするんだろ？」

そう聞いた俺に、
「まあ、結婚を前提にしたおつきあいな訳だからな」

武人は照れくさそうに言った。

「どうせだったら、一緒に結婚式を挙げない？」

そう言った俺に、
「おっ、それいいじゃん！

賛成！」

夕貴は賛同した。

「いや、結婚式は一緒じゃなくても…」

戸惑ったように言った武人に、
「双子なんだし、一緒に挙げたいじゃん」

「ねー」

返事をした俺と夕貴に、
「双子って、いろいろとめんどくさいな…」

武人は呆れたと言うように息を吐いた。
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