自己物語
1章
~プロローグ~

 世界の名はウィルビウス。
生命の源を作り出す世界樹により、生命の源『マナ』に恵まれた世界。
そして、世界の始まりから終わりまでを知る者、『カタストロフィア』が残し、記した書『カスフィア』が存在する。
その書は、カタストロフィアが生み出した『クロロ』の力を継ぎし者にしか見られないと言われている。

その中の1節には、戦争の事が書かれていた。
そして、指示に従う様にその戦争の中で生み出された『魔導』。
その魔導は大量のマナを使った。
その事を知りつつ『魔導砲』を作り、力を使った。
後に、溢れかえるマナは滅びかけた。
それを気に、『魔導』の力を封じ、『魔導砲』をも捨てた。
この戦争を『魔導正損乱』という。

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