隣の席。


あの先輩5人をボッコボコにしたっていう⁈⁈



「‥それにお前カバンにネームプレートのキーホルダーつけてんだろ。
クラスもしっかり書いてあるやつ」



佐野真琴くんは、私のカバン見てそういう。


た、確かにそう言われてみれば、私キーホルダーつけてる。


そりゃあ誰でもわかりますね‥‥。



「‥あ、うん。ありがとう‥ございます。」


「ははっ、お前っておもしれーな」



なぜだかいきなり笑い出す佐野真琴くん。


それをみたクラスの人たちはびっくりしている様子だ。


あの佐野真琴が笑っているからだろうか。


一方私は


お礼を言っただけなのになぜおもしろがられるんだ?


と頭の中は?でいっぱいだ。







< 13 / 17 >

この作品をシェア

pagetop