すべてが思い出になる前に






「なぁ、さっきスタッフさんと話してたよな⁈何かあったのか?」


「何でもないよ」


「遅刻したお前に答える義務があるだろ〜‼︎」


「知り合いというか…幼馴染が働いてたってだけだよ」


「へぇ〜」



涼太は窓側に座り、外の景色を眺めながら飛行機は空へ旅立った。


涼太が友理奈に名刺を渡したことにより、止まっていた時計が動き出した。





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