空に願いを…
みっちゃんと付き合って1ヶ月
「泊まっていかない?」
その日は金曜日
明日は休みで、みっちゃんも珍しく休み
二人が同時に休みなんてまず無い
みっちゃんは私が嫌がることはしない
わかっている、けど…
『…そう、しよう…かな』
前に進まないと…
みっちゃんに悪い
そんな気持ちが強くて
私は初めて、空以外の人に抱かれた
みっちゃんに抱かれてる最中
私は涙を流していた
「やめようか?」
みっちゃんは、どこまでも優しい
『やめない…で…』
みっちゃんで忘れたい
忘れさせて…
みっちゃんは何度も私を好きだと言って口づけをしてくれた
何もかも、空とは違う
そんなの当たり前なのに…
『みっちゃん…、もう一度抱いて…』
何度も…何度も身体を重ねた